スペインのコルドバ地方で多く作られていた事から名付けられたとされるコードバン。
放牧されながら、自然に近い環境で育った農耕馬からのみ形成され、個体の2割にも満たない尻部でしか採れない「コードバン層」という、特別な繊維質から成る革です。
世界的に “ 他のいかなる革にも見ることのできない貴重な革 ” と言わしめるコードバン。
一般的な牛革などは、採取する個体の“表面”(空気と触れていた面)を鞣し仕上げていくのに対し、コードバンは個体の“裏面”を平滑にし、表面として特殊加工しています。
通常の製作工程とは全く異なる手法を取らなければならず、さらに世界中で入手しずらい原皮を安定したクオリティで仕上げなければならないという点からも、ごく限られたタンナーのみが手がけることを許されたレザーです。
グロスコードバン
しなやかさと強さを持つレザー
Tanner : 新喜皮革 [ Himeji - Japan ]
レーデルオガワ [ Chiba - Japan ]
グロスコードバン
しなやかさと強さを持つレザー
Tanner : 新喜皮革 [ Himeji - Japan ]
レーデルオガワ [ Chiba - Japan ]
フレンチカーフ
アイコニックレザー
Tanner : ペリンガー [ Germany ](革小物)
ワインハイマー [ Germany ](バッグ)
フレンチカーフ
アイコニックレザー
Tanner : ペリンガー [ Germany ](革小物)
ワインハイマー [ Germany ](バッグ)
グロスコードバン
しなやかさと強さを持つレザー
Tanner : 新喜皮革 [ Himeji - Japan ]
レーデルオガワ [ Chiba - Japan ]
牛革は、床(トコ)と呼ばれるベースの上に銀面(ギンメン)と呼ばれる表面の革で構成される2層革なのに対し、コードバンは、革表面と裏面の間に存在するコードバン層だけの単層革です。
原皮を少しずつ丁寧に削り出し、コードバン層を整える作業は非常にデリケートであり、卓越した職人の技によって生み出されます。
少しでも深く削ってしまったり、キズを付けてしまえば、その一枚はコードバンになりません。
この緻密かつ繊細な作業工程が、宝石の採掘作業に似ているということから “革のダイヤモンド”とも呼ばれています。
BROOKLYN MUSEUM のグロスコードバンは、世界に2社しかないと言われるコードバンタンナーの中でも日本が誇る唯一のタンナー〈新喜皮革(姫路)〉から原皮を仕入れ、削り出しや染色・フィニッシュまでを〈レーデルオガワ(千葉)〉へ依頼しています。
一般的なコードバンよりオイルをたっぷり染みこませることで、手にした瞬間から、しなやかな強さとハリを兼ね備える仕上げに。
そして何より、随一の染色技術と謳われるレーデルオガワとのタッグにより、BROOKLYN MUSEUM のカラークリエーションを表現することが可能になりました。
多くの工程と手間をかけることで、多少のキズでも下地が出ることはなく、マット仕上げだからこそ、年月を経ることで独特の鈍い輝きが増していく様子を感じていただけます。
一般的にコードヴァンは「キズが付きやすい」「水に弱い」などのネガティブイメージがあります。コードバン層は使用初期、繊維が林立した状態のため、少しの引っ掻きでも跡が目立つことや、水が表面で留まらず浸透し、一度吸い込んでしまうと元に戻りにくい点が挙げられます。 しかし、使い込むことで、繊維が徐々に落ち着いて寝た状態になることで、表面が締まり、摩擦や水にも強くなります。
そして、小さなキズなども気にならなくなるような独特の風合いを醸し出すのです。
近年、農産業における機械化のスピードが増したことで、農耕馬の減少は著しく、しっかりしたコードバン層を持つ馬さえ少なくなっている現状があります。
年々、世界規模で希少価値が上がり、高品質なコードバンが入手しにくくなる中、 一生モノとなり得る価値ある革と言えます。
スペインのコルドバ地方で多く作られていた事から名付けられたとされるコードバン。
放牧されながら、自然に近い環境で育った農耕馬からのみ形成され、個体の2割にも満たない尻部でしか採れない「コードバン層」という、特別な繊維質から成る革です。
世界的に “ 他のいかなる革にも見ることのできない貴重な革 ” と言わしめるコードバン。
一般的な牛革などは、採取する個体の“表面”(空気と触れていた面)を鞣し仕上げていくのに対し、コードバンは個体の“裏面”を平滑にし、表面として特殊加工しています。
通常の製作工程とは全く異なる手法を取らなければならず、さらに世界中で入手しずらい原皮を安定したクオリティで仕上げなければならないという点からも、ごく限られたタンナーのみが手がけることを許されたレザーです。
牛革は、床(トコ)と呼ばれるベースの上に銀面(ギンメン)と呼ばれる表面の革で構成される2層革なのに対し、コードバンは、革表面と裏面の間に存在するコードバン層だけの単層革です。
原皮を少しずつ丁寧に削り出し、コードバン層を整える作業は非常にデリケートであり、卓越した職人の技によって生み出されます。
少しでも深く削ってしまったり、キズを付けてしまえば、その一枚はコードバンになりません。
この緻密かつ繊細な作業工程が、宝石の採掘作業に似ているということから “革のダイヤモンド”とも呼ばれています。
BROOKLYN MUSEUM のグロスコードバンは、世界に2社しかないと言われるコードバンタンナーの中でも日本が誇る唯一のタンナー〈新喜皮革(姫路)〉から原皮を仕入れ、削り出しや染色・フィニッシュまでを〈レーデルオガワ(千葉)〉へ依頼しています。
一般的なコードバンよりオイルをたっぷり染みこませることで、手にした瞬間から、しなやかな強さとハリを兼ね備える仕上げに。
そして何より、随一の染色技術と謳われるレーデルオガワとのタッグにより、BROOKLYN MUSEUM のカラークリエーションを表現することが可能になりました。
多くの工程と手間をかけることで、多少のキズでも下地が出ることはなく、マット仕上げだからこそ、年月を経ることで独特の鈍い輝きが増していく様子を感じていただけます。
一般的にコードヴァンは「キズが付きやすい」「水に弱い」などのネガティブイメージがあります。コードバン層は使用初期、繊維が林立した状態のため、少しの引っ掻きでも跡が目立つことや、水が表面で留まらず浸透し、一度吸い込んでしまうと元に戻りにくい点が挙げられます。 しかし、使い込むことで、繊維が徐々に落ち着いて寝た状態になることで、表面が締まり、摩擦や水にも強くなります。
そして、小さなキズなども気にならなくなるような独特の風合いを醸し出すのです。
近年、農産業における機械化のスピードが増したことで、農耕馬の減少は著しく、しっかりしたコードバン層を持つ馬さえ少なくなっている現状があります。
年々、世界規模で希少価値が上がり、高品質なコードバンが入手しにくくなる中、 一生モノとなり得る価値ある革と言えます。