<トリヨンラグーン>
フランス製シュリンクレザー〈トリヨンラグーン〉を起用したラグジュアリーセレクション。
南フランス・バスク地方にて100年近くの伝統を守り続けるタンナー〈Rémy Carriat(レミーキャリア)〉。
成牛やバッファローなど大判を得意とするこのタンナーは、財布・バッグから靴や家具などの幅広い用途のレザーを仕立てており、数々のハイブランドをクライアントに持ちます。
有名メゾンが独占するほどの高度な技術力と、確かな品質。
厳選に厳選を重ねた原皮を使用することから、寸分の狂いも許されない特殊加工の過程には、数多くの“匠”たちが存在します。
このタンナーが一般向けに卸すことは無く、極限られた信頼できるルートでのみ入手することを許されているという厳格さ。
今回ブルックリンミュージアムは、そのルートを確保し、展開することが可能となりました。
シュリンクという言葉は“縮む”ことを意味しています。
これは、革へ特殊な薬剤と熱を加える加工を施すことで、銀面(革の表面)が縮み、独特の「シボ」が表れるレザーの名称です。天然シュリンクのためシボの大きさは均一ではありませんが、立体感のある表情の豊かさが特徴です。
仕上げる皮は生後1年〜2年程のキズが少ない牛を選び、さらに特殊加工を施しても耐え得る厚みのしっかりあるものを厳選。
バランスに優れた革を、まずはクローム鞣(なめ)しによりソフトに仕上げ、そこからさらに特殊加工により表面を収縮。
より繊維密度を高めることにより、コシがありながら、ふっくらとした仕上がりへと変化させていきます。
さらにこのレザーは、世界に名を轟かせる有名メゾンが惚れ抜いていることから、ほとんど日本では入手困難な「幻のレザー」。
独自のルートで少量ずつ手に入れ、大胆にもブルックリンミュージアムのカラークリエイションで表現した極上のシリーズなのです。
素材独自の柔らかな表情と、天然シボが醸し出す奥行きある風合いを最大限に活かすシンプルなデザイン。肌触りはしっとりとなめらかで、使い込むほどにしなやかさが増し、落ち着いた艶とで織り成す圧巻のエイジング。
瞬間的にわかるその上質さ。
吸い込まれそうなレザーの存在感。
心を満たすラグジュアリーレザーです。
<クロコダイル>
クロコダイルの中でもバランスの良い斑(鱗模様)と、良質な革の状態が、世界中で非常に高い評価を受けるナイルクロコダイル。
一匹のサイズが小さいため、取れるアイテムの数は極僅か。
長財布ともなれば、『クロコ1枚から1点』しか作り上げることができず、その美しさに思わずため息が出る程です。
その希少性の高いナイルクロコダイルを、ブルックリンミュージアム独自のカラーリングで仕立てた〈カラークロコダイル〉シリーズ。
長い時間をかけ行う鞣しの工程と、熟練した技術を要する仕上げの工程によって、腑(模様)の凹凸が鮮やかに浮かび上がるため、色に深みが生まれ、凹凸ごとの経年変化の差が色に奥行きを与えてくれます。
ブルックリンミュージアム独自のカラーリングで染め上げた鮮やかなカラークロコダイルは、エイジングを楽しんでいただくため、マット仕上げに。この仕上げは、使い込むほどに色合いが深く変わり、自然と艶が生まれるのが特徴です。
ブラックだけは、クロコダイルらしい強さや存在感を表現するため、グレージング(艶感を出す工程)仕上げに。ファーストステップは美しい光沢を楽しめ、使い込むほど艶感が落ち着いてくるため、セカンドステップはマットな風合いを楽しんでいただけます。
クロコダイルの鞣し技術を有するタンナーは、世界でも20社程度。日本国内では6社。全世界で数万社あると言われる牛革のタンナーと比較すると、どれほど希少であるかがわかります。
世界的にクロコダイルタンナーが少ない理由は、とにかく手間と時間がかかるため。
動物保護の観点から年間取引数が限定されていることや、養殖自体に年月を要する点なども挙げられますが、鞣し工程に大きな違いがあります。
ボディを覆う硬い鱗を加工できる状態にするまでにも数週間。
1枚のクロコダイルが全工程を終えるまでには、作業をノンストップで行っても3ヶ月の期間が必要です。
気温・湿度・原皮の状態など様々な条件を、一日ごとに確認し微調整を続ける気の遠くなる工程。
タンナーの圧倒的な知識量と、職人たちの熱意によって仕上がった最上級レザーなのです。