10.16sat-10.17sun 合同POP UPイベント開催 vol.2

こんにちは。職人兼代表の草ヶ谷昌彦です。

前回のメルマガにてご案内させていただきました「合同POP UP受注会イベント」がいよいよ今週末となりました。

ブルックリンミュージアム初となるアウトドアプロダクト。数点ある中から、2つの開発ストーリーをご紹介させていただきます。

お忙しいとは存じますが、お読みいただけますと幸いです。

 



【時代にあった多様性に意識をシフト】

創業者が掲げてきたライフスタイルの概念を、改めて「変えるところ」「変えないところ」、この2点にフォーカスして考えてみたんです。

日々の暮らしのなかで、リビングでくつろいだり、料理をつくったり、時にはキャンプにでかけ自然の中で過ごしたり、 時には家族や友人と食事をしたり。あらゆる日常の1コマにフォーカスすると、今までファッションの一部として捉えていたブルックリンミュージアムのアイテムの中に、ボーダレスなアイテムが欲しいと感じたことがきっかけでした。

そのような感情を改めて見つめ直した結果、変えるところは、“ ボーダーレスでありながら多様性なプロダクトを ”

変えないところは、“ アイビーテイストでありながら機能性や素材感、ディティールにこだわり続けること” という、結論に辿り着いたんです。



【洗練されたプロダクトはキャンプでもリビングでも】

私たちは創業時より1950年代に始まったアイビールックをベースとしたファッションの解釈から現代のライフスタイルに合わせたアイテムに昇華し、様々な商品をご提案してまいりました。


1950年代当時のアイビールックをリアルタイムで収録した「TAKE IVY」は今でもファッションの文脈で伝説的に語り継がれる名写真集

 

上質で正統派なアイビールックを楽しむ遊び心、知的なユーモアセンス、時には非常に挑戦的でもあり、自分のスタイルとして揺るがないスタンスがある。こういった思想はファッションの文脈のみならず、ライフスタイルとしても私たちがもっとも大事にしてきたことです。

そして、この度リリースするプロダクトは、これらの哲学的な部分と我々が考え経験した新たな「NEW IVY」として、現代にフィットしたスタイルでお届けしたいと思います。

都会的なアイビールックの普遍さを、アウトドアという合理性や機能面を重視したプロダクトに昇華させることで、自然の中で楽しむための道具としても使え、尚且つ日常にも使え、遊び心を融合させる。

街でもアウトドアでも、違和感のないビジュアルと機能面では使う人が自由に発想し、新たなクリエーションを掻き立てる。
そしてどんなシチュエーションでも耐久性を兼ね備えたタフでワイルドなプロダクトは、職人の技術を用いることで実現しました。

今回のプロダクトに使用しているレザーは、独自に開発をした土に還るサステナブルレザーでのクリエーション。落ち着いた上品な表情が醸し出せるよう、少しマットな仕上がりにしつつ、キズがつきずらい。
満足のいくレザークオリティーをご覧いただけたら嬉しいです。

 


【ラップバッグ】

風呂敷のような、なんでも包み込むことのできる設計。
自分の体験談ですが、キャンプ道具を車から運ぶときに、いわゆる両脇が縫われているバッグだと以外と入れるものが制限されるなと感じていたんです。なので、時に薪バッグとして、 時に折りたたみチェアを運んだり、キャンプ道具を運ぶバッグとして、まさに風呂敷のよい部分をアレンジすればそれらが叶うと。

日常使いでは、ジムに行く時、ヨガマットホルダーを使っていたんですが、ホルダーにうまく入れられない時があって。
このバッグなら丸めるもよし、 折り畳んでもよし、 なんです。

友人宅に伺う際、手土産のケーキや少しボリュームのある花束を持って行きたい時、そのサイズに合う紙袋をいつも探すのですが、以外と見当たらなくて。その経験からこのバッグならそのストレスも解消できるなと。
あとは、 車のヘッドレストに吊るし車内の必需品を入れるバッグとしても。 使う方のライフスタイルとシチュエーションに合わせ、多様性に配慮したプロダクトになっています。

キャンバス地は富士金梅。
富士金梅は日本製帆布ブランドとして、1948年会社設立以来「JAPAN MADE」にこだわりながら伝統を守っているブランドです。
JAPANクオリティーを大切にしながら、日本国内のみならず世界中より厳選した素材を集め、素材の枠を超えたテキスタイルを『Made by 富士金梅』として生産しているほどのクオリティ。
少しくらい雑に扱っても、むしろその経年変化がそれぞれのライフスタイルがにじみ出すような、タフさを兼ね備えています。
富士金梅とサステナブルレザー、2つのJAPANクオリティ。
タフなタッグによるプロダクトが誕生しました。

 


【コンテナバッグ】

ペグをなくしてしまった経験から、ペグ収納ポケットを。ペグ先端の土が下から抜けるよう、貫通した作りにしてあります。
1本1本なんて、という声もあるかもしれませんが、ここは趣味を楽しむ男ならではロマン?!みたいなとこですかね。
中にはキャンプ道具やBBQ具材などを。とりあえず何でも入れておける大きな間口仕様にし、お気に入りのギアを詰め込める。
あとは簡易的なゴミ箱として使ったり。

ハンドルは2段階の長さに調整可能。ショルダーにもなるような機能面も配慮しました。 ショルダー調整はドライバーや10円玉などでクルクルっと。ひと手間を楽しむ余裕があったらいいなという、遊びを入れたんです。

また取っ手部分は可動式で、サイドへ倒しておくこともできるよう工夫を施しました。ハンドルが見えないことによって、リビングでも画になり、 自由度の高いプロダクトになるような設計です。
サンプルを作っていた時、本店にいらした女性のお客様が、「ペグのところに編み棒を入れて編みものバッグにしたい!」と仰っていて。
人それぞれ、趣味を楽しむためのバッグとして使っていただけたら、多様性で面白いな、と。
「想像するとワクワクする」そんな魅力的なバッグが完成しました。

 


【何気ない日常がもっと豊かになる。】

今後も、僕たちが体験した中で「これが欲しかった」っていうアイテムだけをじっくりプロダクトにして行こうと思っています。
なにげない気づきの中にある感動を形にして、「これでいい。」ではなく、「これがいい。」というもので囲まれた生き方をしていきたい。 そうゆう人達のための職人でありたい。モノが溢れる時代に生まれた僕たちだからこそ、大切にしたい思いです。

そこには濃密なコンテキストがあり、それを楽しむことができる豊かな体験をお届けできるブランドであり続けるよう、共感してくださる方々と共に、ブレずにやっていきたい思います。

 

先着100名様に、10%オフチケットを進呈させていただきます。(青山本店及びオンラインショップにて、2021/10/16~12/31まで使用可)

10.16sat-10.17sun 合同POP UPイベント開催
《BROOKLYNMUSEUM × IKKAYA × takes. × OKUMURA PARLOR》
開催時間 11:00~19:00
(IKKAYAブーケ、takes.カットソー、OKUMURA PARLORのタコスは無くなり次第終了となります。)

皆さまのご来場をお待ちしております。

 

イベント情報