PRODUCT STORY

商品開発秘話

ポールブリーフ

アウトドアプロダクトOut door product

【洗練されたプロダクトはキャンプでもリビングでも】

私たちは創業時より1950年代に始まったアイビールックをベースとしたファッションの解釈から現代のライフスタイルに合わせたアイテムに昇華し、様々な商品をご提案してまいりました。

1950年代当時のアイビールックをリアルタイムで収録した「TAKE IVY」は今でもファッションの文脈で伝説的に語り継がれる名写真集

上質で正統派なアイビールックを楽しむ遊び心、知的なユーモアセンス、時には非常に挑戦的でもあり、自分のスタイルとして揺るがないスタンスがある。こういった思想はファッションの文脈のみならず、ライフスタイルとしても私たちがもっとも大事にしてきたことです。

そして、この度リリースするプロダクトは、これらの哲学的な部分と我々が考え経験した新たな「NEW IVY」として、現代にフィットしたスタイルでお届けしたいと思ったことがきっかけでした。

都会的なアイビールックの普遍さを、アウトドアという合理性や機能面を重視したプロダクトに昇華させることで、自然の中で楽しむための道具としても使え、尚且つ日常にも使え、遊び心を融合させる。

街でもアウトドアでも、違和感のないビジュアルと機能面では使う人が自由に発想し、新たなクリエーションを掻き立てる。
そしてどんなシチュエーションでも耐久性を兼ね備えたタフでワイルドなプロダクトは、職人の技術を用いることで実現しました。

今回のプロダクトに使用しているレザーは、独自に開発をした土に還るサステナブルレザーでのクリエーション。落ち着いた上品な表情が醸し出せるよう、少しマットな仕上がりにしつつ、キズがつきずらい。
満足のいくレザークオリティーをご覧いただけたら嬉しいです。

【ラップバッグ】

風呂敷のような、なんでも包み込むことのできる設計。
自分の体験談ですが、キャンプ道具を車から運ぶときに、いわゆる両脇が縫われているバッグだと以外と入れるものが制限されるなと感じていたんです。なので、時に薪バッグとして、 時に折りたたみチェアを運んだり、キャンプ道具を運ぶバッグとして、まさに風呂敷のよい部分をアレンジすればそれらが叶うと。

日常使いでは、ジムに行く時、ヨガマットホルダーを使っていたんですが、ホルダーにうまく入れられない時があって。
このバッグなら丸めるもよし、 折り畳んでもよし、 なんです。

友人宅に伺う際、手土産のケーキや少しボリュームのある花束を持って行きたい時、そのサイズに合う紙袋をいつも探すのですが、以外と見当たらなくて。その経験からこのバッグならそのストレスも解消できるなと。
あとは、 車のヘッドレストに吊るし車内の必需品を入れるバッグとしても。 使う方のライフスタイルとシチュエーションに合わせ、多様性に配慮したプロダクトになっています。

キャンバス地は富士金梅。
富士金梅は日本製帆布ブランドとして、1948年会社設立以来「JAPAN MADE」にこだわりながら伝統を守っているブランドです。
JAPANクオリティーを大切にしながら、日本国内のみならず世界中より厳選した素材を集め、素材の枠を超えたテキスタイルを『Made by 富士金梅』として生産しているほどのクオリティ。
少しくらい雑に扱っても、むしろその経年変化がそれぞれのライフスタイルがにじみ出すような、タフさを兼ね備えています。
富士金梅とサステナブルレザー、2つのJAPANクオリティ。
タフなタッグによるプロダクトが誕生しました。

【コンテナバッグ】

ペグをなくしてしまった経験から、ペグ収納ポケットを。ペグ先端の土が下から抜けるよう、貫通した作りにしてあります。
1本1本なんて、という声もあるかもしれませんが、ここは趣味を楽しむ男ならではロマン?!みたいなとこですかね。
中にはキャンプ道具やBBQ具材などを。とりあえず何でも入れておける大きな間口仕様にし、お気に入りのギアを詰め込める。
あとは簡易的なゴミ箱として使ったり。

ハンドルは2段階の長さに調整可能にし、ショルダーにもなるような機能面も配慮しました。 ショルダー調整はドライバーや10円玉などでクルクルっと。ひと手間を楽しむ余裕があったらいいなという、遊びを入れたんです。

また取っ手部分は可動式で、サイドへ倒しておくこともできるよう工夫を施しました。ハンドルが見えないことによって、リビングでも画になり、 自由度の高いプロダクトになるような設計です。
サンプルを作っていた時、本店にいらした女性のお客様が、「ペグのところに編み棒を入れて編みものバッグにしたい!」と仰っていて。
人それぞれ、趣味を楽しむためのバッグとして使っていただけたら、多様性で面白いな、と。
「何を入れるか想像するとワクワクする」。使う方の感性がいきる、そんなバッグが完成しました。

【スワローバッグ】

シンプルな長方形型バッグですが、開口部分が大きく開き、あえてマチはU型にデザインしたバッグ。

このバッグの良い点は、いわゆる「THE マチ」をなくすことで、中身が少ない時は薄くタイトに。
中身が増えたらU型のマチがワイドに対応するため、大容量に適応できる作りなんです。

アウトドアでは、キャンプ道具を入れたり、食材など詰め込んだり。
普段使いでは、ノートPCとA4ノート、 ペンケースなどを入れてタイトに持ち運ぶ。レジ袋変わりのエコバッグとしても活用できます。

素材は上級帆布パラフィン9号。帆布の中でも高密度なため、織ることも染めることも非常に難しい生地で、当然縫製も難しく専門性の高いミシンと職人の技術が肝となります。 特に上級帆布は通常の9号帆布よりもさらに高密度なのでしっかり自立する生地。
生地に専用の固形パラフィンを熱で溶かして染み込ませて加工しているため、防水性も高い。
生地自体に芯のあるハリ感と、使っていくうちにチョークで描いたような使用感(通称:チョークマーク)が生まれてくるのが特徴です。経年変化も楽しめる帆布。
ハンドルとパイピングはオリジナルレザーのヤマトを使用し、バッグ本体がクタッとしすぎないよう、オトナなトートに仕上げました。

【ハンギングベルト】

1.4mのループ付きのハンギングチェーンベルト。
キャンプの時には何かと吊るしておきたい、どこかひっかけておきたい、というアイテムがたくさんありますよね。そんな体験から生まれたベルトです。
これならテントやタープにつたわせて、蚊取り線香や、 ランタン、調理器具、タオル等なんでも吊るしておくことができます。
家の中では、キッチンやリビングなどで、インテリア替わりのハンギングベルトとして、ちょっと吊るしたいモノ、ちょっと掛けたいモノを。シックなレザーなのでリビング全体を上品にみせてくれます。

白い壁の家、ウッド調の家、 コンクリートの家、それぞれの雰囲気にシックに合うよう、ブラックとダークグリーン2色展開にしました。
実際サンプルを作り、我が家では小さなグリーンや帽子、キーなどを吊るし、家族から便利だねと。
その方の自由な発想で機能を発揮し、演出してくれるユーザビリティ高きアイテムです。

【マルチホルダー】

蚊取り線香をマグネットで挟み、吊せる仕様に。下のリングに鍵などを通し、キーホルダーとしても。

【ボトルキャリー】

キャンプ中、常に持ち歩いていたいドリンクホルダー。ジョイントがあるので取り外ししやすい仕様。
日常では、バッグのハンドルやリュックに吊せる。

【プラントハンガー】

ランタンを入れたり、野菜を吊るしておいたり、時にマグカップホルダーにも。

【何気ない日常がもっと豊かになる。】

今後も、僕たちが体験した中で「これが欲しかった」っていうアイテムだけをじっくりプロダクトにして行こうと思っています。
なにげない気づきの中にある感動を形にして、「これでいい。」ではなく、「これがいい。」というもので囲まれた生き方をしていきたい。 そうゆう人達のための職人でありたい。モノが溢れる時代に生まれた僕たちだからこそ、大切にしたい思いです。

そこには濃密なコンテキストがあり、それを楽しむことができる豊かな体験をお届けできるブランドであり続けるよう、共感してくださる方々と共に、ブレずにやっていきたい思います。

革職人兼代表
草ヶ谷 昌彦